毎日、最高気温がマイナス10℃以下なんて異常に非常に寒い日が続いておりましたが、ようやく一息つけるくらいの気温になってきました。
(ま、でも日中の最高気温が稀にプラスになるくらいですが)
今日はお客様から質問が多いどんな所を犬ぞりで走るんですか?
に、写真でお答えしますね。
フレンドリーコースとソラプチコースがありますがフレンドリーコースはソラプチコースの前半部分を走りますので順にご案内致します。
まずはハーネスを着けて犬をソリに繋ぎます。
繋ぎ終わったらいよいよ興奮のスタート!!
スタートしてすぐは夏期は砂利道の直線林道で300mほど走ります。
右折して、夏期はササ藪、雑木の原野で小さなアップダウンとカーブで最初のスリルが味わえます。
連続するアップダウンとカーブでほとんどのお客様は2〜5回ほど転倒されますがもれなくフワフワの雪の上に倒れ込みますので全く痛くはありません。
当日の雪や犬の状態、犬のメンバー構成にもよりますが全く転倒しないお客様もいらっしゃいます。
転倒は犬ぞり独特の内輪差や下り坂でのブレーキコントロールの甘さによるソリの傾きで起きますが感覚的なことなので自分を信じて頑張って下さい。
そしてまた林道に出て約300m。一息つけますがこの辺りは犬達も一息つけるのかウンチをよくしますので注意が必要です。
次に左折すると今度は離農地で昔は畑だった場所で夏期は広い雑草地です。
急カーブはありませんのでのんびりいと走れます。
この辺りは昔の尋常小学校跡地。唯一、手押しの井戸ポンプが残っています。
全コースで大きい常緑の針葉樹があるのはこの辺りだけで、ここからフレンドリーコースは折り返しになりほとんど同じコースを戻りますので行きで転んだ方は帰りには転ばないように頑張ってください。
そしてソラプチコースはここからが本番、また林道に出て約200m。
ここからは夏期はアスファルトの道路の登り。犬まかせだと大変ですのでペダリング(足で雪面を蹴ってソリを進める)で犬を助けてあげて下さい。
どんどんと登りますが距離は約2㎞ありますのでご自身の体力を考えてペダリングして下さい。
長い登りではしっかりと声かけをしないと犬達がサボリ始めます。
ピーク(峠)は風の道と呼んでいる吹き溜まりの場所で
巨大な雪山を越えます